アメリカスミレサイシン(白)2016.4.3撮影


スミレ科の多年草です。借りている菜園に咲いている花でした。
未だ花を見るまでは、ワサビのような葉や茎をしていると思っていたのです。
花を見て、〜あぁ、スミレ???と思い、Webチェックです。
どうやら、アメリカスミレサイシンというところに辿りつきました。
別名に、ワサビスミレが有ります。
命名通り、外来種です。スミレは在来種及び外来種、栽培種などを含めると、
500種に及ぶと聞いております。故に、個々の判別は専門家にお任せします。

ご存知のように、
スミレ(菫)とは、大工さんが材木に文字や線を引くときに使う
墨入れの道具に、花の形が似ていることから命名されたと言われています。
こちら、墨壺wikiご覧になると頷かれるかと。

アメリカスミレサイシンは、多くは、薄紫系で、基本種です。
このように、一点の曇りのない純白のものも見られます。
香りは殆ど有りませんが、
やや大きめの花、光沢のある丸いハート形の葉が可愛いです。
開花後に出来る細かい種子が弾けて、あちらこちらで増殖します。
耐寒性があり、病気にも強く、強靭な草花ですね。

アメリカスミレサイシンを漢字で表記しますと、“亜米利加菫細辛”とのこと。
Webで調べたところ、葉の形が、ウスバサイシンに似ていることから命名されたらしいです。

ウスバサイシンとは、もともと生薬に用いられているもの。その根は細くて、噛むとピリリと辛い・・・
という由来です。

この、アメリカスミレサイシンの根は味わったことが無いので、何とも言えません。
機会が有ったら、味見してみます。

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